初稿 2024年12月7日
方針

「邪正一体」を治療観念とし、「離れ」を治療対象の特徴とし、「垂直昇提力」を身体調整力の要(かなめ)とする治療体系が、無分流打鍼術である
目標

・「垂直昇提力」を理解し、下肢から二点按腹法を用いて垂直昇提力を体現する。
・身体各部位における「垂直昇提力」の低下を診察し、垂直昇提力を回復させる。
・「垂直昇提力」の回復と維持を豪針や打鍼を用いて行う。
・腹部における「強き所」と「弱き所」を診察し、両者の関係を体感する。
・「強き所」と「弱き所」のそれぞれの施術を理解し、打鍼術にて改善法を実践する。
・打鍼により、腹部形状が変化することを確認し、立位などによる姿勢も変化することを確認する。
打鍼術と基礎理論

・機能形態学
・基底膜と空間
・姿勢と円柱形
・垂直昇提力と円柱形
身体観察と基礎実技

・全体像観察としての身体観察
・触診時の姿勢と触診感度
・浅い触診と深い触診
・強き所の触診と弱き所の触診
・二点按腹法
・施術時の立ち方
・打鍼用円利鍼の立て方と、打鍼用木槌の使い方
無分流打鍼術の臨床

・二点按腹法を用いた効果確認
・打鍼術を用いた腹部形状の変化と全体姿勢の変化